米大手金融機関の決算発表がすでにピークを過ぎたことから、
これまで懸念されていた業績に関する悪材料は出尽くしたと
市場では認識されたようです。



また、これまで世界経済を大きく苦しめてきた原油安も好感
されることとなったようで、前日のニューヨーク株式市場は
ダウ、ナスダックともに大きく反発することとなりました。



一方で、期待されていたアップルなどのハイテク関連株や、
アメリカン・エキスプレス等の決算は失望されることとなっ
たので強くも見合う展開が続きました。



金融機関の決算内容は基本的には、損失拡大のペースが弱
まっているというだけで、それほど良くはありません。



現に、銀行大手のワコビの決算はとてつもない赤字幅をつけ
ていた上に減配を実施することを発表したので他の金融関連
株も大きく売り込まれることになっています。



なので、いつ市場予想を大きく下回っても依然としておかしく
ない状況にあるだけに楽観視することはできません。



世界的に景気後退局面によって、原油の需要低下が発表され
たことで原油市場から投機マネーが今後加速的に撤退する動
きが活発化する可能性が予測されています。



これまで、上値を抑えていた要因が沈静化に向かうということ
が唯一明るい材料となっています。



米金融当局は、株式市場の動向に配慮する形で政策金利の
方向を決めているので、基本的には株式市場の行方に大きく
影響されることになりそうです。



理由としては、為替市場を大きく動かすのは、経済情勢という
よりも政策金利の変更によるものだからです。


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